キク[Dendranthema grandiflorum(Ramat)Kitamura]形質転換体の作出と導入遺伝子の発現

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  • キク Dendranthema grandiflorum Ramat Kitamura ケイシツ テンカンタイ ノ サクシュツ ト ドウニュウ イデンシ ノ ハツゲン

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キク(品種「寒精雪」)の形質転換系を確立するため、再分化および選抜条件の検討を行った。茎切片を用いた再分化には、1%のカザミノ酸を含むMS基本培地にNAAO.1~1.Omg/1、BA0-5~2.Omg/1を添加した培地が選抜には、ハイグロマイシン10mg/1以上が適していやと考えられた。この条件の下で、アグロバクテリウム法によりGUS遺伝子を導入したところ、形質転換体が得られたが、GUS遺伝子の発現は認められなかった。形質転換体に脱メチル化剤を処理したところ、GUS遺伝子の発現が一部で回復したため、導入遺伝子の不活化にメチル化が関与していることが示唆された。

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