罹病イネ科雑草チガヤより分離した未同定糸状菌の生産する生理活性物質

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  • リビョウ イネカ ザッソウ チガヤ ヨリ ブンリ シタ ミドウテイ シジョウキン ノ セイサン スル セイリ カッセイ ブッシツ

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抄録

菌類の生産する生理活性物質を探索中、罹病チガヤ葉鞘病斑より分離した未同定糸状菌の代謝生産物中に植物に壊死作用を有する物質(1)が存在することを見出した。物質(1)をシリカゲルLCらで分離精製後、各種スペクトルを測定して、化学構造を決定し、isosclerone(3、4‐dihydro‐4、8‐dihydroxy‐1(2H)‐naphhalenone)であると同定した。さらに物質(1)の500ppm液の塗布で、チガヤ葉鞘部が暗緑色に変色した。

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