生食用「種なしブドウ」の垣根栽培

Description

生食用ブドウの棚栽培においては作業負担の大きい「上向き・腕上げ」が多いため、垣根栽培への変更による軽労化を検討した。垣根栽培では栽植4年目までの累積収量は棚栽培の約3倍となり、早期成園効果が認められた。垣根栽培の作業時間は初期の枝数や収量増によって棚栽培よりも2倍以上に長くなるが、誘引、副梢整理、剪定以外の作業では「上向き・腕上げ」作業は皆無となり、その他の作業でも短縮され、合計は棚栽培の約3割から6割程度まで少なくなり、明らかな作業姿勢改善効果が見られた。

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