生食用「種なしブドウ」の垣根栽培
説明
生食用ブドウの棚栽培においては作業負担の大きい「上向き・腕上げ」が多いため、垣根栽培への変更による軽労化を検討した。垣根栽培では栽植4年目までの累積収量は棚栽培の約3倍となり、早期成園効果が認められた。垣根栽培の作業時間は初期の枝数や収量増によって棚栽培よりも2倍以上に長くなるが、誘引、副梢整理、剪定以外の作業では「上向き・腕上げ」作業は皆無となり、その他の作業でも短縮され、合計は棚栽培の約3割から6割程度まで少なくなり、明らかな作業姿勢改善効果が見られた。
収録刊行物
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- 北海道立農業試験場集報
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北海道立農業試験場集報 (92), 91-95, 2008-10
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763634072192
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- ISSN
- 04410807
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB