さなぎを用いた新規調味液の製造(2)
書誌事項
- タイトル別名
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- Silkworm Pupae in the Production of a New Liquid Seasoning II
- Silkworm Pupae in the Production of a New Liquid Seasoning (2)
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説明
本研究ではさなぎの食品への有効利用として,カイコのさなぎに醤油麹およびキチナーゼ製剤を用い,良質で機能性のあるさなぎ調味液の開発を行った。その結果,醤油麹およびキチナーゼ製剤を作用させた調味液は一般の醤油に比べ,アミノ化率が高く,アミノ酸,ペプチドが多く生成されていることが確認された。また,醤油に含有されていないタウリンが含まれており,さらにGABA含量が醤油の46倍多く,機能性のあるアミノ酸が多く含有されていることが確認された。醤油麹およびキチナーゼ製剤を作用させた調味液のポリフェノール量は173mg/100mlであり,抗酸化作用は醤油に比べ2.7倍高かった。さなぎ調味液の色調は澄んだ茶褐色で,加工食品の利用にも充分利用価値の高いものであった。本研究の結果から,さなぎ調味液の製造に麹およびキチナーゼ製剤の利用効果が認められ,さなぎの機能性に富んだ調味液の利用が確認された。
収録刊行物
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- 日本食品保蔵科学会誌
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日本食品保蔵科学会誌 37 (6), 295-300, 2011-11
東京 : 日本食品保蔵科学会 ; 1997-
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763666822272
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- NII論文ID
- 10030334292
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- NII書誌ID
- AA11178236
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- ISSN
- 13441213
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- NDL書誌ID
- 023363897
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles