多収で高温登熟性に優れる早期水稲新品種‘夏の笑み’

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  • タシュウ デ コウオントウジュクセイ ニ スグレル ソウキ スイトウ シン ヒンシュ'ナツ ノ エミ'

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抄録

宮崎県総合農業試験場作物部で育成した水稲新品種‘夏の笑み’の主な特性は下記のとおりである。1. 出穂期は‘コシヒカリ’より7日,成熟期は11日遅く,育成地では“早生の晩”に属する。2. 稈長は‘コシヒカリ’‘さきひかり’より短く,耐倒伏性は‘さきひかり’並の“強”である。3. 玄米収量は‘コシヒカリ’‘さきひかり’より多く,千粒重は‘コシヒカリ’と同程度で‘さきひかり’より軽い。4. 高温登熟性が‘コシヒカリ’‘さきひかり’よりも強く,玄米品質が良好である。5. 炊飯米は粘りが強く‘コシヒカリ’と同等以上の極良食味である。

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