物性測定装置の設定条件が米菓表面の貫入応力に及ぼす影響

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  • ブッセイ ソクテイ ソウチ ノ セッテイ ジョウケン ガ ベイカヒョウメン ノ カンニュウオウリョク ニ オヨボス エイキョウ

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米菓の「かたさ」の指標として使用されるプランジャー貫入時の最大応力と物性測定装置の設定・測定条件との関係を明らかにすることを目的として,試料成形,プランジャーの形状や大きさ,貫入深度及び貫入速度が米菓表面の貫入応力に及ぼす影響を市販のソフトタイプの米菓で試験した。米菓表面の貫入応力には試料成形,プランジャーの形状や大きさが強く影響したが,貫入速度は測定値に影響を及ぼさなかった。この結果から,米菓表面の貫入応力を測定する場合には,(1)試料をアクリル系急速硬化樹脂で成形し,(2)φ3.0mmの円柱型プランジャーを使用し,(3)貫入速度を2~14mm/sとし,(4)貫入深度を試料表面から2.0mm程度に設定することにより、ほぼ同程度の測定値が得られ,測定結果の比較が可能であると考えられた。

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