実証的データを用いた「データの分析」の構成主義的学習 ―グラフ関数電卓を利用して―

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タイトル別名
  • Constructivism learning of "Analysis of Data" using the empirical data
  • ジッショウテキ データ オ モチイタ 「 データ ノ ブンセキ 」 ノ コウセイ シュギテキ ガクシュウ : グラフ カンスウ デンタク オ リヨウ シテ

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抄録

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平成25年度より実施された高等学校学習指導要領において、数学科「数学Ⅰ」の学習内容として、「データの分析」が導入された。「データの分析」は統計学の基礎となるものであり、現実の事象を数学的に考察し、生徒の思考力や判断力を養うために不可欠な学習内容である。学習指導要領には、「データの分析」の目標は、「統計の基本的な考えを理解するとともに,それを用いてデータを整理・分析し傾向を把握できるようにする。」と記されている。本稿はこの「データの分析」の学習において、様々な実証的データを用いて、現実の事象を数学的に捉え、考えさせる授業実践をもとにした、構成主義的な学習方法についての研究報告である。実際の学習指導にあたってはグラフ関数電卓を利用し、グループによる協同学習の手法を取り入れている。

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