ナウム・ガボのKinetic Constructionとキネティックアート

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  • Naum Gabo’s Kinetic Construction and Kinetic Art

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説明

現代のメディアアートの源流ともいえる1910年代以降のキネティックアートは,動きや時間を造形要素として取り入れた作品ナウム・ガボに代表されるだろう。動きがメディアとなったキネティックアートは現代美術における環境,インターフェース,インタラクティビティへの萌芽となる。当時の科学技術や理論の影響を受けたキネティックアートのコンセプトは,構成主義からバウハウスへ,そして戦後の美術運動の史実を俯瞰するうえでも意義深い。彫刻家である兄,アントニー・ペヴスナーとともに確立していった構成主義の理論と造形表現について,20世紀以降のアート&デザインにおける意義を考察する。

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