「英語は英語で教えるべき」は正しい方針なのか -- 日本の「モノリンガル主義」信仰と海外の新たな方向性についての考察

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  • 「エイゴ ワ エイゴ デ オシエルベキ」 ワ タダシイ ホウシン ナノカ -- ニホン ノ 「モノリンガル シュギ」 シンコウ ト カイガイ ノ アラタナ ホウコウセイ ニツイテノ コウサツ
  • Is "English should be taught in English" the correct policy? -- Consideration for Japan's "monolingualism" belief and new directions overseas

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日本の高等学校学習指導要領では「英語の授業は英語で指導することを基本」との方針を示しているが、このモノリンガル主義に基づく日本の外国語教育の方針は既に海外での新たな方向性に乗り遅れている。日本国外では1990 年代前半以降、学習者の母語を有効利用することをタブー視しない方針でのアプローチが見直されてきた。学習者の母語使用を肯定する海外の先行研究を踏まえて、筆者によるアンケート結果を考察し、さらに海外の新たな方向性から乖離したままでいるかに見える日本の現状および海外で実際に効果を上げているとされる新たなアプローチについて考察する。

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