言語不通の列島から単一言語発言への軌跡

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タイトル別名
  • Unfamiliar Linguistic Diversity of Japan
  • ゲンゴ フツウ ノ レットウ カラ タンイツ ゲンゴ ハツゲン エノ キセキ

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説明

筆者は拙稿「日本における民族の創造」(大阪経済法科大学『アジア太平洋レビュー』第5号、2008年9月)で、1880年代末の日本で「民族」という言葉・概念が生じてから、どのよう に民族が創造されてきたかを、大和民族(1888年初出)と出雲民族(1896年初出)を対比しながら検証した。本稿では民族の三要素(歴史・文化、言語、宗教)の中で、日本の中ではより単一だと思われがちな言語に焦点をあてて、単一・同質だといわれるものの内部から、その幻想を解体してみたいと思う。

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