環境配慮制度に関する研究

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抄録

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昨年度実施した海外の環境影響評価制度の調査結果について、以下の通りである。(1)「欧州における動向」EUの加盟国は、2007年の1月に27力国、ブルガリアとルーマニアが加わったが、この報告は2006年の7月現在、EUの加盟国はEIAの指令に基づいて各国独自のEIAの制度を導入している。基本的な部分の制度を共通化するというのがEUの試みであり、各国固有の事業を反映した形で、各国独自の工夫した制度をEIAとSEAについて行っている。(2)「北米における動向」では、アメリカとカナダを取り上げ、個別法に基づいて、アメリカとカナダの制度が運用され、これまで30年以上の実績がある。特徴としては、対象事業種の考え方やスクリーニングの方式、インターネットを活用した情報公開を行うとか、それ以外にも 各種の支援措置というものが規定されている。

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