A reflective study on the teacher’s support for learning history concerning the "Relation to the Present"

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Other Title
  • 歴史学習指導における「現在とのつながり」に関する実践省察的研究
  • レキシ ガクシュウ シドウ ニオケル ゲンザイ トノ ツナガリ ニ カンスル ジッセン セイサツテキ ケンキュウ

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Abstract

理論仮説を立て、実践して検証するという手法を取らず、実践の結果から省察することを中心とした本研究では、中学校社会科歴史的分野に掲げられている「現在とのつながり」に着目し、この文言の意味するところと学習展開の在り方を「当事者」「観察者」「評価者」の三視点を足掛かりにすることによって明らかにしようとした。その結果「現在とのつながり」には「存在としての現在」「問題としての現在」「ローカルな現在」「グローバルな現在」など様々な「つながり」の在り方があること、そしてそれぞれの「つながり」を基に学習展開を指導するには、上記三視点のうち「当事者」視点を基底に据え、発問や資料で「観察者」「評価者」の各視点へと展開してゆくことの有効性が浮上した。また、ここからさらなる実践を行った結果「当事者」視点の基底的重要性がより明らかになった。

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