コロナ禍における看護学生の訪問看護学内実習での学びと今後の課題

書誌事項

タイトル別名
  • Learning and Future Challenges for Nursing Students’ On-Campus Practice in Home-Visit Nursing in the COVID-19 pandemic
  • コロナ カ ニ オケル カンゴ ガクセイ ノ ホウモン カンゴガク ナイ ジッシュウ デ ノ マナビ ト コンゴ ノ カダイ

この論文をさがす

説明

本研究の目的は,COVID-19の影響により学内実習へ変更したことに伴う実習目標の到達度や実習への充実感についての評価と,今後も起こり得る代替実習への示唆を得ることである。研究方法は,2020年度に訪問看護実習を行った3年次生53名を対象にアンケートを実施し,自由記述についての内容分析を行った。結果は,解答が得られた47名のデータを分析し【実習目標に応じた学び】,【学生の学びの環境】,【看護の関心への広がりや達成感】の3カテゴリーが抽出され,それらは9サブカテゴリー,52コードより構成されていた。【実習目標に応じた学び】では,実習目標に応じた学びが得られたことが示唆され,加えて【学生の学びの環境】を十分に確保することが必要であり,そのことが実習目標を達成することに繋がっていた。また,【看護の関心への広がりや達成感】は,実習の充実感が得られることで,自身の課題の発見や次の他領域への実習の意欲にも繋がっていたことが示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ