成人急性期援助論講義・演習プログラム構築の取り組み ─ 受講前の学生の学習態度と自己効力感について ─

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タイトル別名
  • About a learning manner and the self-efficacy of the student before action ─ attendance of the adult acute phase help theory lecture,practice program construction ─

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抄録

目的: コロナ禍における成人急性期援助論講義・演習プログラムにおいて状況認知アプローチによる協同学習導入による受講前の学生の学習態度と自己効力感を明らかにする。 方法: 成人急性期援助論講義・演習の学生の受講前の学習態度、自己効力感について質問し自記式質問紙調査を実施した。 結果: 研究に同意が得られた37人を分析対象とした。受講前の学生の反応を見ると、学生の学習態度と自己効力感は、一般的に低い傾向がみられた。特に、特性的自己効力感に関しては「非常にややこしく見えることには、手を出さない」、「困難に直面することを避ける傾向」が見られた。また、協同学習に興味のない学生の関心を引き付けるためには、授業デザインの改善が必要であることが示唆された。 考察: 今後、講義・演習・実習の終了時に再度調査を行い、学生の反応を確認する必要性が指摘された。受講前の学生の反応から、教員が学生の興味や関心を高めるために教材や演習内容を改善し、学習の効果を高める取り組みが必要であることが明らかになった。

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