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- 腰原 幹雄
- 東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Damage to Timber School Buildings in Great East Japan earthquake
- ヒガシニホン ダイシンサイ ニ オケル モクゾウ コウシャ ノ ヒガイ
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抄録
本報は,2011年東北地方太平洋沖地震における木造校舎の被害を整理した.<br> 木造校舎の,振動被害としては,古いタイプの木造校舎では,モルタル外壁の亀裂,剥落といった仕上げ材の被害が多く,構造躯体への被害は,土壁の剥落,方杖付き柱などこれまでの地震被害と同様の被害が見られたが,数は少なかった.大断面集成材を用いた新しい木造校舎では,柱脚部や丸鋼ブレースのコンクリート基礎部での損傷が見られたが,構造体への大きな被害は見られなかった.地盤変状に伴う被害は,斜面崩壊によって上部構造が引きずられる傾斜被害や,液状化による建物の大きな傾斜が見られた.[本要旨はPDFには含まれない]
収録刊行物
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- 生産研究
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生産研究 64 (4), 445-450, 2012
東京大学生産技術研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204061076096
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- NII論文ID
- 130003368346
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- NII書誌ID
- AN00127075
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- ISSN
- 18812058
- 0037105X
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- NDL書誌ID
- 024012695
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可