視知覚情報にもとづく道路シークエンスデザインによる走行制御効果の検証

書誌事項

タイトル別名
  • The Evaluation of the driving control result by Highway Sequence Design ‘Optical Dots’ based on Visual-perception information
  • シ チカク ジョウホウ ニ モトヅク ドウロ シークエンス デザイン ニ ヨル ソウコウ セイギョ コウカ ノ ケンショウ

この論文をさがす

抄録

我々は'06年度より, 首都高速道路において安全性と快適性の向上を目的にしたシークエンスデザインによる走行空間改善計画を進めている. その成果として'08, 2月と9月, 路面表示/オプティカルドットを本線埼玉大宮線美女木JCT付近上下勾配にて実施. その直後に速度抑制効果が確認されたことは'08のITSシンポ1) で速報した通りである. '10年現在では運用開始後13ヶ月経過した時点でも持続的な速度抑制効果が確認2) されている. オプティカルドットについて, '09, 2月ドライバーの視知覚や運転操作へ直接与える影響を検証する目的で仮想現実高速道路空間を再現したドライビングシミュレータによる被験者実験を行なった結果, ドットパタン配列間隔の設定に応じて走行時の速度感が変化し, 設計意図通り運転操作を制御できることが分かった.

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 63 (2), 247-252, 2011

    東京大学生産技術研究所

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ