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- 佐藤 紀夫
- (株)豊田中央研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Dynamic Devulcanization/Dynamic Vulcanization for Recycling Rubbers and Developing Thermoplastic Elastomers
- テンボウ ドウテキ ダツ カキョウ ドウテキ カキョウ ニ ヨル ゴム サイセイ キノウカ ギジュツ ノ カイハツ
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説明
高分子材料技術には『動的架橋』という素晴らしい技術がある。混練しながらゴム分子鎖を架橋する技術である。反対に,混練しながら架橋点だけを切断することはできないだろうか。すなわち『動的脱架橋』である。この動的脱架橋が二軸反応押出機を用いた高温・高圧下でのメカノケミカル反応によって実現した。ゴムの新しいリサイクル技術となった。また動的脱架橋と動的架橋を連続して進めることでゴム廃材から熱可塑性エラストマーが製造できるようになった。動的脱架橋時に層状粘土鉱物のスラリーを注入すれば再生ゴムのナノコンポジット化可能となった。以上のように動的脱架橋によりゴムの再生と機能化が達成された。
収録刊行物
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- 高分子
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高分子 53 (10), 808-810, 2004
公益社団法人 高分子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204080451712
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- NII論文ID
- 10013640220
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- NII書誌ID
- AN00084926
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2cXptF2qs7o%3D
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- ISSN
- 21859825
- 04541138
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- NDL書誌ID
- 7108948
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可