戦後日本における障害者法制の軌跡(<特集>情報バリアフリーとしてのユニバーサル・サービス)

書誌事項

タイトル別名
  • Some aspects of the disabilities acts of Japan since 1946(<Special feature>Universal services for barrier-free access to information)
  • 戦後日本における障害者法制の軌跡
  • センゴ ニホン ニ オケル ショウガイシャ ホウセイ ノ キセキ

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抄録

本稿では,戦後日本における障害者法制の変化について,ノーマライゼーション思想の浸透に焦点をあてて整理を行う。その上で,現代社会において不可欠な要素である情報バリアフリー,教育を受ける権利に着目し,日本の障害者法制の現状について若干の検討を試みることにする。戦後日本の障害者法制は,日本国憲法の下でその整備が進められてきた。当初は,障害者の「福祉」に重点を置くものであったが,ノーマライゼーション思想が国際社会に浸透するに連れて,社会参加と平等を志向したものへと変化している。その転換点となったのは,障害者基本法の登場であった。

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