都市拡張期における首都圏近郊地帯予定地内の緑地施策に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the green space policies on the planned areas for Green Belt in the National Capital Region during the period of urban expansion
  • 都市拡張期における首都圏近郊地帯予定地内の緑地施策に関する研究--北多摩地域を対象として
  • トシ カクチョウキ ニ オケル シュトケン キンコウ チタイ ヨテイ ジナイ ノ リョクチ シサク ニ カンスル ケンキュウ キタタマ チイキ オ タイショウ ト シテ
  • 北多摩地域を対象として
  • A Study in the North Tama Area

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抄録

1956~1965年に近郊地帯(グリーンベルト)が計画された北多摩地域において、都市拡大に対応した緑地施策を公園計画、農地転用規制、団地計画の側面から調査・分析し、以下の5点を明らかにした。1)都市膨張抑制のため市街地を囲むものと、東西方向の自然資源を保全するものの二種類の地域制緑地施策が計画された。2)近郊地帯を農業地帯とする目的に対し農業振興施策がなく、住宅への転用促進策を行っていた。3)団地が自然資源を避けて計画され、現在緑のストックとなっていた。4)社寺、グラウンド等に多くの都市計画公園が決定され、新しい風致地区が指定される等近郊地帯の影響により北多摩地域の公園緑地計画の基礎が築かれた。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 44.3 (0), 877-882, 2009

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (34)*注記

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