ケブネル現象が著明であったへん平苔せんの1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Lichen Planus with Prominent Koebner Phenomenon.

説明

48歳の女性。初診の4ヵ月前より,体幹,四肢に線状に配列し鱗屑を伴う,米粒大~小豆大の紅色丘疹が出現。皮疹の大部分は掻破部位に一致していた。生検病理組織で過角化,不規則な表皮肥厚,基底層の液状変性,真皮上層の帯状リンパ球浸潤がみられ,扁平苔癬と診断した。病因や誘発因子は明らかでなかったが,皮疹出現後約1年2ヵ月で徐々に自然治癒傾向を示し、1年7ヵ月後には略治した。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 63 (1), 30-32, 2001

    日本皮膚科学会西部支部

参考文献 (3)*注記

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キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204297916672
  • NII論文ID
    130004474638
  • DOI
    10.2336/nishinihonhifu.63.30
  • ISSN
    18804047
    03869784
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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