書誌事項
- タイトル別名
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- Safety Tests for Hydroquinone
- 治療 ハイドロキノンの安全性試験について
- チリョウ ハイドロキノン ノ アンゼンセイ シケン ニ ツイテ
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説明
従来より美白剤としてハイドロキノンは汎用されてきたが,日本では2001年の規制緩和以降は化粧品成分としても配合されるようになり,その使用はさらに拡大している。しかし,その効果についての報告数に比べ,薬剤の安全性に関する基礎的報告は少ない。今回我々は,「化粧品の安全性評価に関する指針2001」に準拠して,単回経口投与毒性試験,皮膚一次刺激性試験,連続皮膚刺激性試験,皮膚感作性試験,光毒性試験,光皮膚感作性試験,眼刺激性試験,復帰突然変異試験,ヒトパッチテストからなる9項目の安全性試験を行ったので報告する。その結果,ハイドロキノンは皮膚感作性ポテンシャルを有しており,強くはないが皮膚一次刺激性を持った成分と考えられた。
収録刊行物
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- 西日本皮膚科
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西日本皮膚科 68 (2), 185-194, 2006
日本皮膚科学会西部支部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204299143424
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- NII論文ID
- 130004475112
- 10018350877
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- NII書誌ID
- AN00183881
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- ISSN
- 18804047
- 03869784
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- NDL書誌ID
- 7944965
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可