書誌事項
- タイトル別名
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- Inhibitory Effect of a Formulation Containing 0.5% Magnolignan (5,5'-dipropyl-biphenyl-2,2'-diol) on UV-induced Skin Pigmentation
- 治療 マグノリグナン(5,5'-ジプロピル-ビフェニル-2,2'-ジオール)配合製剤の紫外線により生成される色素沈着に対する抑制効果
- チリョウ マグノリグナン 5 5 ジプロピル ビフェニル 2 2 ジオール ハイゴウ セイザイ ノ シガイセン ニ ヨリ セイセイ サレル シキソ チンチャク ニ タイスル ヨクセイ コウカ
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説明
マグノリグナン®(5,5'-ジプロピル-ビフェニル-2,2'-ジオールC18H22O2,MW=270.3)を0.5%配合した製剤の紫外線による皮膚の色素沈着に対する抑制効果を評価する目的で,健常人43名を対象にプラセボ製剤との比較連用試験(3週間)を実施した。本試験は,各被験者が上腕内側の色素沈着部位に0.5%マグノリグナン®配合製剤とプラセボ製剤を連用する二重盲検群間比較法により追究した。0.5%マグノリグナン®配合製剤外用部の皮膚所見はプラセボ外用部に比較して,有意に色素沈着が軽度であった。また,分光測色計による皮膚色測定では,0.5%マグノリグナン®配合製剤の外用部位はプラセボ外用部に比較して,3週間目のΔL値が有意に高値を示した。他方,本試験では色素脱失,皮膚刺激などの副作用は全くみられず,0.5%マグノリグナン®配合製剤の高い有用性が実証された。以上より,0.5%マグノリグナン®配合製剤は高い安全性と紫外線照射により生成されるヒト色素沈着に対する抑制効果が明らかであり,「メラニン生成を抑え,しみ・そばかすを防ぐ」効能が実証された。
収録刊行物
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- 西日本皮膚科
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西日本皮膚科 68 (3), 288-292, 2006
日本皮膚科学会西部支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204299742720
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- NII論文ID
- 130004831554
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- NII書誌ID
- AN00183881
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- ISSN
- 18804047
- 03869784
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- NDL書誌ID
- 8007246
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可