レモン電池の仕組みと,身近な材料を用いた作り方

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  • レモン電池の仕組みと,身近な材料を用いた作り方(ヘッドライン:化学を学習する意識-市民として必要な基礎・基本の化学II)
  • レモン デンチ ノ シクミ ト ミジカ ナ ザイリョウ オ モチイタ ツクリカタ

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レモン電池をはじめとした果物電池は,化学エネルギーを電気エネルギーに変換する例として,教科書や種々の実験書に掲載されているが,いざ,モーターを回すとなると,電池自身の内部抵抗が大きいために,十分な電流を取り出すことができず,モーターを回せないことが多い。そこで,今回,電子メロディー,ソーラーモーターのような電気の働きを観察できる装置(負荷)が動作する最低電圧,最小電流を調べるとともに,ソーラーモーターを回せるようなレモン電池の作り方を検討した。また,教材として用いる銅板や亜鉛板は,一般家庭では入手しにくいことから,ホームセンターなどで市販されている金属材料を用いて,銅板や亜鉛板の代わりになるものを探すと共に,果物のレモンを実験のたびに丸ごと捨てるのは省資源・廃棄物低減の観点から好ましくないので,少量ごとの使用が可能な種々の紙パック入りの市販果汁ジュースを代用する可能性についても検討した。

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