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- 尾関 徹
- 兵庫教育大学自然系教育講座
書誌事項
- タイトル別名
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- レモン電池の仕組みと,身近な材料を用いた作り方
- レモン デンチ ノ シクミ ト ミジカ ナ ザイリョウ オ モチイタ ツクリカタ
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説明
レモン電池をはじめとした果物電池は,化学エネルギーを電気エネルギーに変換する例として,教科書や種々の実験書に掲載されているが,いざ,モーターを回すとなると,電池自身の内部抵抗が大きいために,十分な電流を取り出すことができず,モーターを回せないことが多い。そこで,今回,電子メロディー,ソーラーモーターのような電気の働きを観察できる装置(負荷)が動作する最低電圧,最小電流を調べるとともに,ソーラーモーターを回せるようなレモン電池の作り方を検討した。また,教材として用いる銅板や亜鉛板は,一般家庭では入手しにくいことから,ホームセンターなどで市販されている金属材料を用いて,銅板や亜鉛板の代わりになるものを探すと共に,果物のレモンを実験のたびに丸ごと捨てるのは省資源・廃棄物低減の観点から好ましくないので,少量ごとの使用が可能な種々の紙パック入りの市販果汁ジュースを代用する可能性についても検討した。
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 54 (4), 192-195, 2006
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204306311680
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- NII論文ID
- 110008906805
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- NII書誌ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL書誌ID
- 7935995
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可