活性型ビタミン D 誘導体の医薬への応用(くすりの世界)

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タイトル別名
  • 活性型ビタミンD誘導体の医薬への応用
  • カッセイガタ ビタミン D ユウドウタイ ノ イヤク エ ノ オウヨウ

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抄録

ビタミンDの不足状態を補うために, 活性型ビタミンD誘導体が医薬品として登場したのが1981年のことである(第1世代)。その後, 活性型ビタミンDにいろいろな有用な生理作用が発見され, これらを医療上利用しようとする機運が高まった。活性型ビタミンDに構造修飾を施し, 誘導体を合成することで種々の生理作用に強弱を持たせた誘導体, すなわち第2世代の誘導体の開発が活発に行われている。活性型ビタミンDの関与する分野での医薬品開発の過去・現在・未来について, 関連する医薬品(骨粗鬆症治療薬)も含めて概説した。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 46 (10), 614-617, 1998

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (5)*注記

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