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説明
多発性骨髄腫は, 形質細胞が腫瘍性増殖を示す, いわゆるplasmacytomaの代表的疾患として知られているが, われわれは最近, 腰痛を初発症状とし, 化学療法を試みたにもかかわらず急激に進展し, 末期には全身の皮膚および皮下に転移巣を多数認め, 約5カ月で死の転帰をたどった1例と, 肩痛を初発症状として始まり, 化学療法にて約3年間の寛解期間を経て, 頭蓋骨病変より皮下へのplasmacytomaの外方進展を認めた1例を経験したので, ここに報告する。
収録刊行物
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- Skin Cancer
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Skin Cancer 3 282-287, 1988
日本皮膚悪性腫瘍学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204336452480
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- NII論文ID
- 130001078974
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- ISSN
- 18843549
- 09153535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可