肥満細胞浸潤を認めたぶどう膜炎を伴う間質性腎炎症候群の1女児例

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タイトル別名
  • A case of acute tubulointerstitial nephritis and uveitis syndrome with mast cells

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抄録

ステロイド治療により臨床症状と検査所見の改善がみられたぶどう膜炎を伴う間質性腎炎症候群 (TINU) の1女児例を経験した。本症例の生検腎組織について免疫染色法で肥満細胞を同定し,間質病変におけるその役割を検討した。肥満細胞は,腎間質線維化部位に浸潤し,治療後の組織所見の改善とともに浸潤肥満細胞数は減少した。この結果からTINUの間質障害に肥満細胞が関与する可能性が示唆された。

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