書誌事項
- タイトル別名
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- Review of flow-volume curve after diaphragm plication
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説明
横隔神経麻痺は横隔膜の運動低下による呼吸機能の低下をきたし,その低下は横隔膜縫縮術で改善することが知られている.当院で行った横隔膜縫縮術で術前,術後の呼吸機能検査が行われた5例について検討したところ,全例が呼吸困難感の改善を認め,その改善は長期間維持されていたのに対し,肺活量・一秒量が術後長期間改善を続けたのは1例のみであった.術後のフローボリューム曲線を検討したところ,ほぼ全例でフローの改善を認め,改善は長期間にわたって維持されていた.横隔膜縫縮術は呼吸機能を正常化し,呼吸筋の不要の運動を減少させ呼吸困難感の低減に寄与しているとともにフローの改善をもたらしていると思われた.
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 24 (5), 794-797, 2010
日本呼吸器外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204359573760
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- NII論文ID
- 10026485159
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- NII書誌ID
- AN10467885
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可