洗剤の洗浄力におよぼすビルダー溶液物性の影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Physico-chemical Properties of a Detergent Builder on Detergencies
公開日
1974-09-10
DOI
  • 10.1246/nikkashi.1974.1724
公開者
公益社団法人 日本化学会

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説明

洗剤の重要なビルダーとして用いられているトリ,ポリリン酸ナトリウム(STPP)の代替物質を探索するため,さまざまな種類の有機系化合物の溶液物性と洗剤(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム20%;STPPあるいは=有機系化合物(STPP代替ビルダー)20%;ケイ酸ナトリウム5%;Na2CO33%;Na2SO442%;水10%)の溶液物性あるいは洗浄力の関係を検討した。洗剤につい℃は,可溶化能(Xi),臨界ミセル濃度(瓦),RH(X,),分散能(瓦),カルシウムイオン捕捉龍(瓦),緩衝能(X6)およびさまざまな洗浄条件におげる洗浄力(D)を測定した。またビルダーについても,,Xs,x4,x5およびx6を測定した(xは洗剤のXにそれぞれ対応するビルダ,--の溶液物性)。X1,X2,X3および瓦はそれぞれ対応するxの影響を受けなかった。-方,X5=aXs+bおよびX6=c,/+dなる関係が明らかとなった(a,b,cおよびdは定数)。ゆえに,-定の洗浄条件におけるDOCXs,,Dcc~/魂なる関係は,STPP代替ビルター-に必要な物性がカルシウムイオン捕捉能と緩衝能であることを示唆している,コンピューターによるクラスター分析によって,前に述べた関係がいろいろの洗浄条件でも成立する傾向にあること,STPP代替ビルダーとしては,キレート性化合物と高分子電解質が低分子量の有機カルボン酸塩と非解離性水溶性高分子よりすぐれていることが明らかとなった。

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