書誌事項
- タイトル別名
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- Does long-term administration of pregabalin (without checking its efficacy) do all harm and no good?
- 症例 プレガバリンを漫然と投与していないだろうか
- ショウレイ プレガバリン オ マンゼン ト トウヨ シテ イナイ ダロウ カ
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説明
プレガバリン(PGB)を長期間継続投与中で,治療効果が不明瞭な症例において,投与中止が可能であるかにつき調査した.PGBを6カ月以上投与している11症例を対象とし,続行によってもさらなる改善がないと判断した場合,受診ごとに投与量を半減し,痛みが増強した場合には元の投与量に戻すこととして,25 mg/日まで減量が可能となった時点で中止とした.この結果,7例では減量後も痛みの程度に変化はなく中止が可能であったが,4例では減量あるいは中止により痛みが増強したために投与を継続した.以上,治療効果判定が不十分なままPGBを漫然と投与している症例があることが判明した.今後は,長期間投与を行っている症例では,漸減・中止を考慮すべきと考えられた.
収録刊行物
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- 日本ペインクリニック学会誌
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日本ペインクリニック学会誌 23 (4), 559-562, 2016
一般社団法人 日本ペインクリニック学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204458087040
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- NII論文ID
- 130005268306
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- NII書誌ID
- AN10440947
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- ISSN
- 18841791
- 13404903
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- NDL書誌ID
- 027742168
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可