宇宙エレベータ法,その海法,空法及び宇宙法との関係(<特集>宇宙エレベータの実現を目指して 第8回)

書誌事項

タイトル別名
  • The Relationship of Space Elevator to the Law of the Sea, the Sky and Space
  • 特集 宇宙エレベータの実現を目指して(第8回)宇宙エレベータ法,その海法,空法及び宇宙法との関係
  • トクシュウ ウチュウ エレベータ ノ ジツゲン オ メザシテ(ダイ8カイ)ウチュウ エレベータホウ,ソノ カイホウ,クウホウ オヨビ ウチュウホウ ト ノ カンケイ

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説明

宇宙エレベータは,海から始まり,空を抜け,宇宙に到達する構造物である.したがって,それは海法,空法及び宇宙法と関わりがある.国連海洋法条約は,しばしば「海の憲法」と呼ばれる.すなわち,その改変は極めて困難であるので,宇宙エレベータの地上基部を海上に設置するのであれば,我々は海洋法条約の枠組みの中で,その許容される条件を追求しなければならない.同様に,空法においては国際民間航空協定(シカゴ条約)の枠組みの中で,そして,宇宙法においては国連宇宙条約の枠組みの中で,宇宙エレベータの許容可能性を追求しなければならない.本稿では,海法,空法,宇宙法における,そうした既存の枠組みの中で宇宙エレベータの設置を考えるとき,どのような問題が発生するかを検討した.

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