科学知識の蓄積がもたらす産業発展の特徴に関する研究(22年度第2回研究会【11月関西研究会】)

  • 品川 啓介
    キヤノンマーケティングジャパン株式会社
  • 阿部 惇
    立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科

書誌事項

タイトル別名
  • How accumulated natural scientific knowledge influences growth of the market
  • 科学知識の蓄積がもたらす産業発展の特徴に関する研究
  • カガク チシキ ノ チクセキ ガ モタラス サンギョウ ハッテン ノ トクチョウ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

科学準拠型の産業は自然科学の進展に依拠していることから,PLC(product life cycle)曲線の導入期・成長期に現れる市場の拡大現象と似た研究活動の活発化現象が存在すると仮定し,電子デバイス分野の査読論文数・登録特許数の増減を時系列に分析した。その結果,本格的な市場発生前に査読論文数・登録特許数の急増が観察され,これらの急増域には商品化・事業化に大きな影響をもたらす研究が多く含まれる傾向が確認されている。本分析法を新規事業参入の機会を推し量る上の客観的手法として提案する。

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参考文献 (9)*注記

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