書誌事項
- タイトル別名
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- A Case Report of Severe Chronic Periodontitis Evaluated by Serum IgG Antibody Titer Test against Periodontal Pathogens
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抄録
慢性辺縁性歯周炎は複数種の口腔細菌の感染によって発症し, 炎症性骨吸収によって結果的に歯を喪失する感染症である. 口腔内には500種類以上の細菌種が存在すると言われ, 1980年代以降,多くの歯科医師によって歯周病の細菌学的な検討が行われてきた. とくに歯周病原性細菌の感染によって, その歯周病原細菌に対する血清中のIgG抗体価の上昇をきたすことが知られている. 血清IgG抗体価のレベルは歯周病原細菌の量と比例するので, 歯周病治療によって細菌量が減少すると, 次第にIgG抗体価のレベルも減少すると考えられている.<br> 我々は重度歯周病患者の治療に相応して, 複数種の歯周病原性細菌に対する血清IgG抗体価が減少した事例を経験したので, 本症例報告において, 血清IgG抗体価検査が歯周病治療の有効なマーカーになり得ることを提唱する.
収録刊行物
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- 岩手医科大学歯学雑誌
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岩手医科大学歯学雑誌 35 (3), 146-152, 2010
岩手医科大学歯学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204588206208
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- NII論文ID
- 110008440539
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- NII書誌ID
- AN00017474
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- ISSN
- 24241822
- 03851311
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可