等尺性膝伸展筋力が片脚立位保持時間に及ぼす影響

  • 津田 泰路
    独立行政法人国立病院機構 高知病院 リハビリテーション科
  • 加嶋 憲作
    独立行政法人国立病院機構 高知病院 リハビリテーション科
  • 山﨑 裕司
    高知リハビリテーション学院 理学療法学科
  • 河邑 貢
    独立行政法人国立病院機構 高知病院 リハビリテーション科
  • 大菊 覚
    独立行政法人国立病院機構 高知病院 リハビリテーション科
  • 馬渕 勝
    独立行政法人国立病院機構 高知病院 リハビリテーション科
  • 篠原 勉
    独立行政法人国立病院機構 高知病院 臨床研究部

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Isometric Knee Extension Strength on the One-leg Standing Time of Elderly Inpatients
  • 等尺性膝伸展筋力が片脚立位保持時間に及ぼす影響 : 高齢入院患者を対象とした検討
  • トウ シャクセイ シツ シンテン キンリョク ガ カタ キャタツイホモチジカン ニ オヨボス エイキョウ : コウレイ ニュウイン カンジャ オ タイショウ ト シタ ケントウ
  • —高齢入院患者を対象とした検討—

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説明

〔目的〕等尺性膝伸展筋力が片脚立位保持時間に及ぼす影響を明らかにすること.〔対象と方法〕高齢入院患者323名を対象とした.等尺性膝伸展筋力を0.20 kgf/kgから0.60 kgf/kgまで0.10 kgf/kg毎に区分し,片脚立位時間を比較した.〔結果〕左右脚共に等尺性膝伸展筋力が低いほど片脚立位時間は低値を示した.左右脚ともに0.40 kgf/kg未満の筋力区分と,その他全ての筋力区分との間に片脚立位時間の有意差が認められた.一方,0.50 kgf/kgを上回る筋力区分では片脚立位時間に有意差は認められなかった.〔結語〕等尺性膝伸展筋力と片脚立位時間には密接な関連があり,等尺性膝伸展筋力0.40 kgf/kgを下回る場合,筋力が片脚立位時間に与える影響が大きいものと考えられた.

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参考文献 (7)*注記

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