足部内側縦アーチの違いが歩行周期,歩行中の足圧中心軌跡に与える影響

  • 増川 武利
    岡山医療技術専門学校 理学療法学科 吉備国際大学 保健福祉研究所
  • 井上 茂樹
    吉備国際大学 保健医療福祉学部 理学療法学科
  • 河村 顕治
    吉備国際大学大学院 保健科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Influence of the Inner Longitudinal Arch of the Foot on the Gait Cycle and Center-of-foot-pressure Trajectory during Gait
  • ソクブ ウチガワ タテ アーチ ノ チガイ ガ ホコウ シュウキ,ホコウ チュウ ノ ソクアツ チュウシン キセキ ニ アタエル エイキョウ

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説明

〔目的〕足圧分布計測システムを有するトレッドミルを用いて,足部内側縦アーチの高さの違いによる歩行動作の特徴を検討することを目的とした.〔対象と方法〕健常成人26名を対象にアーチ高率の測定を行い,low arch(LA)とnormal arch(NA)の2群に分類し,歩行分析の結果を比較検討した.〔結果〕NA群に対してLA群の歩幅,重複歩距離,歩行速度,単脚支持期中の足圧中心軌跡長に有意な高値を示した.また,両脚支持期の期間に有意な低値を示した.〔結語〕内側縦アーチの低下した扁平足は歩行中の前方推進力を低下させる要因でないことが示唆された.

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参考文献 (3)*注記

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