書誌事項
- タイトル別名
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- The significance of disease-independence in Mikulicz's disease-Revival interests in Mikulicz's disease-
- —Revival interests in Mikulicz's disease—
- —Revival of interests in Mikulicz's disease—
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抄録
ミクリッツ病は,涙腺,唾液腺が対称性に腫脹する原因不明の疾患である.病理組織学的な類似性から,現在はシェーグレン症候群の一亜型と認識されている.しかし臨床的には,ミクリッツ病の腺腫脹は持続性であり,腺分泌障害は軽度で,ステロイド反応性である.血清学的にも抗SS-A/SS-B抗体をはじめ,自己抗体に乏しい特徴を有する.またミクリッツ病では,高IgG4血症を呈し,その腺組織中にシェーグレン症候群では観察されない,著明なIgG4陽性形質細胞浸潤を認めることが明らかになった.このようなIgG4の関与が示唆されている病態には,自己免疫性膵炎,間質性腎炎,自己免疫性下垂体炎などがあり,これらの疾患は同一患者での合併が認められ,共通する病態基盤の存在が示唆されている.ミクリッツ病はシェーグレン症候群とは異なる病態であり,IgG4の関連する全身性疾患(IgG4-related plasmacytic disease)の一表現型である可能性が示唆される.<br>
収録刊行物
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- 日本臨床免疫学会会誌
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日本臨床免疫学会会誌 29 (1), 1-7, 2006
日本臨床免疫学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204648336256
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- NII論文ID
- 10019254036
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- NII書誌ID
- AN00357971
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD287hvVKitA%3D%3D
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- ISSN
- 13497413
- 09114300
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- PubMed
- 16505597
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可