4種のアルコール飲料と料理の相性についての調査的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Questionnaire-based Study on the Sensory Compatibility between Four Alcoholic Beverages and Foods
- 4シュ ノ アルコール インリョウ ト リョウリ ノ アイショウ ニ ツイテ ノ チョウサテキ ケンキュウ
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説明
各アルコール飲料と料理との相性を知り,どのような料理がそのアルコール飲料と合い共に食べるのに適しているかを知るために,4種のアルコール飲料と料理との相性について消費者がどのように考えているかアンケートを行った.そのアンケートでアルコール飲料と料理の相性を評点で表し,その評点の解析を行った結果,<BR>(1) ビールがどの料理とも最も相性が良い,ワインは料理を選ぶ,と考えられていた.<BR>(2) ビールとチューハイは,相性という観点での料理の相性順位はほぼ同じ(r=0.96)であった.<BR>(3) 性別による相性の評点平均値を比較すると,ワインを除いて女性の方が評点平均値が高い傾向にあった.<BR>(4) 所属による相性の評点平均値を比較すると,ビールを除いて一般消費者の方がビール会社社員より評点平均値が高い傾向にあった.<BR>(5) 世代による相性の評点平均値を比較すると,アルコール飲料によって異なるが,多くの場合50代において評点平均値が最も高い傾向にあった.<BR>(6) 主成分分析によって,料理のマッピングを行った.その結果,「おかず軸」「あぶらっこさ軸」の二軸で91.4%説明できた.
収録刊行物
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- Journal of Cookery Science of Japan
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Journal of Cookery Science of Japan 36 (3), 200-209, 2003
The Japan Society of Cookery Science
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204739217152
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- NII論文ID
- 110001167049
- 130004401054
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- NII書誌ID
- AN10471022
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- NDL書誌ID
- 6665628
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- ISSN
- 13411535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可