食べ物のおいしさに対する各感覚特性の貢献度
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison of Sensory Characteristics in Their Contribution to Food Palatability
- タベモノ ノ オイシサ ニ タイスル カク カンカク トクセイ ノ コウケンド
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説明
食べ物のおいしさは一般に,感覚特性で決まるとされている。ところが,それぞれの重要性の差についてはあまり取り組まれてこなかった。そこで,著者が行ってきた10品目の「食べ物のおいしさとは」を考察した表を用いて,感覚特性の食べ物のおいしさに対する貢献度を比較した。6つの感覚特性,味,匂い,テクスチャー,外観品温,音のうち,テクスチャーと味が(35)35日本調理科学会誌Vo1.35No.1(2002)2大特性であった。テクスチャーと味を比べれば明確な差はないが,テクスチャーの方が貢献度の高い項目が多いことが指摘できた。また,液状食品と固形食品に分けると,液状食品は味が,固形食品はテクスチャーの貢献度が高い結果を得た。外観と匂いがこれに次いで高かったが,外観のこの評価は他の調査結果と比べると低い。音は最も低かったが,これは常識的な結果と考える。
収録刊行物
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- Journal of Cookery Science of Japan
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Journal of Cookery Science of Japan 35 (1), 32-36, 2002
The Japan Society of Cookery Science
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204741208320
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- NII論文ID
- 110001169647
- 130004400980
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- NII書誌ID
- AN10471022
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- NDL書誌ID
- 6081504
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- ISSN
- 13411535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可