書誌事項
- タイトル別名
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- A case of neurofibromatosis type 1 associated with neuroendocrine tumor and GIST in the duodenum
- 症例 十二指腸に神経内分泌腫瘍とGISTを併発した神経線維腫症1型の1例
- ショウレイ ジュウニシチョウ ニ シンケイ ナイブンピ シュヨウ ト GIST オ ヘイハツ シタ シンケイ センイ シュショウ 1ガタ ノ 1レイ
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抄録
神経線維腫症1型(以下NF1)の42歳男性.平成22年3月,黒色便にて近医受診.上部消化管内視鏡にて十二指腸に腫瘍を認め,当院紹介.腹部CTにて十二指腸下行脚~水平脚に50×50×25mmの腫瘤を認めた.上部消化管内視鏡・EUSで十二指腸下行脚Vater乳頭近傍に中心陥凹伴う21×16mmの粘膜下腫瘍を認め,生検では神経内分泌腫瘍(以下NET)であった.水平脚にも51×31mmの粘膜下腫瘍を認めた.5月に膵頭十二指腸切除術を施行.病理結果はNETとgastrointestinal stromal tumor (以下GIST)であった.術後経過は良好で術後19日目に退院し,現在まで2年8カ月再発を認めていない.NETやGISTが合併したNF1は近年比較的報告されているが,重複症例の報告は少ない.NF1に合併したNETとGISTについて,若干の文献的考察を加えて報告する.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 74 (4), 942-946, 2013
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204851716352
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- NII論文ID
- 10031171301
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
- http://id.crossref.org/issn/13452843
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- NDL書誌ID
- 030742434
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可