減張縫合を工夫した腹部皮膚縫合が有用であった難治性創離開の1例

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タイトル別名
  • Tensile reduction sutures for surgical wound dehiscence in an obese patient—a case report—
  • 症例 減張縫合を工夫した腹部皮膚縫合が有用であった難治性創離開の1例
  • ショウレイ メリハリ ホウゴウ オ クフウ シタ フクブ ヒフ ホウゴウ ガ ユウヨウ デ アッタ ナンチセイソウリカイ ノ 1レイ
  • Tensile reduction sutures for surgical wound dehiscence in an obese patient^|^mdash;a case report^|^mdash;

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説明

症例は68歳の肥満男性．急性虫垂炎手術後，難治性創離開を生じ再縫合を繰り返した．術後58日目減張縫合を工夫した縫合1)～3)を施行したところ創離開に有用で完治した．<BR>肥満患者における腹部外科術後の創離開は治療に難渋することがある．われわれはステロイド内服肥満患者の難治性創離開に大きなガーゼ枕を利用した減張縫合が有用であった例を経験したので報告する．

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