書誌事項
- タイトル別名
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- Influence of Gd-DTPA2- Contrast Agent on Cartilage T2 Mapping
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説明
【目的】ガドリウム遅延相軟骨造影MRI(dGEMRIC)はプロテオグリカン(PG)量を,T2マッピングはII型コラーゲンを評価する新たなMRI撮像法である.両者を同時に行う場合,dGEMRICに必要な造影剤(Gd-DTPA2-)のT2値に及ぼす影響を検討した.【方法】膝前十字靱帯損傷患者5例5膝(平均20.2歳)を対象とした.dGEMRICプロトコールに従いGd-DTPA2-を経静脈内投与し,投与前と投与120分後にT2マッピングを行った.大腿骨と脛骨の内外側顆に分けて造影前後のT2値を比較し,全顆部におけるT2値の相関関係を評価した.【結果】造影前後のT2値は,それぞれの各顆部で差がなく,全顆部において優位な相関関係を認めた(r=0.826,p<0.0001).【まとめ】Gd-DTPA2-のT2値に及ぼす影響はわずかであり,T2マッピングは造影後1回の撮像で評価可能である.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 58 (3), 444-446, 2009
西日本整形・災害外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204937782784
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- NII論文ID
- 130004460845
- 10025317081
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可