副腎皮質ステロイドの凝血学的影響:免疫性血小板減少症およびヒト肝癌細胞株HepG2細胞における検討
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- 森 美佳
- 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 小児科学
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- 秋田 美恵子
- 聖マリアンナ医科大学 小児科学
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- 梅沢 陽太郎
- 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 小児科学
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- 足利 朋子
- 聖マリアンナ医科大学 小児科学
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- 山下 敦己
- 聖マリアンナ医科大学 小児科学
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- 長江 千愛
- 聖マリアンナ医科大学 小児科学
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- 山崎 哲
- 聖マリアンナ医科大学病院 臨床検査部
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- 高山 成伸
- 大東文化大学 健康保健学部
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- 金子 英恵
- 聖マリアンナ医科大学大学院 アイソトープ研究施設
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- 那和 雪乃
- 聖マリアンナ医科大学大学院 アイソトープ研究施設
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- 松井 宏晃
- 聖マリアンナ医科大学大学院 アイソトープ研究施設
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- 瀧 正志
- 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 小児科学
書誌事項
- タイトル別名
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- Influence of Corticosteroids on Coagulation Factors: Study of Patients with Immune Thrombocytopenia and Human Liver Cancer HepG2 Cells
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抄録
<p>背景:ステロイドと血栓症の関連は未だ不明点が多い。我々は免疫性血小板減少症(ITP)におけるメチルプレドニゾロン(m-PSL)パルス療法前後での凝固因子の変化と,ヒト肝癌細胞株HepG2細胞を用いたm-PSLによる凝固因子遺伝子mRNA発現量の変化を検討し,m-PSLによる凝固亢進状態形成機序を考察した。<br/>方法:m-PSL(30 mg/kg/dose)を経静脈的に体内に3日間投与したITP症例(n=3)において,投与前と投与終了翌日にフィブリノゲン,プロトロンビン,凝固第V,VII,VIII,IX,X,XI,XII因子活性の変化を観察した。またm-PSL(100 μM)添加HepG2細胞における凝固因子遺伝子mRNAを定量RT-PCRにて測定した。<br/>結果:ITP症例ではm-PSLパルス療法後に第VIII因子活性の上昇(p=0.00064)を認めた。HepG2細胞では第XI因子遺伝子mRNAは有意に低下した(p=0.044)が,その他mRNA発現量の変化を認めた凝固因子遺伝子はなかった。<br/>考察:本研究結果はm-PSL投与後のFVIII: C増加が凝固亢進状態形成に関与する可能性を示唆する。しかしITP患者での凝固因子活性変化とHepG2細胞での凝固因子遺伝子mRNA発現量の変化は一致せず,m-PSLによる凝固亢進状態形成機序の解明には更なる検討を要する。</p>
収録刊行物
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- 聖マリアンナ医科大学雑誌
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聖マリアンナ医科大学雑誌 45 (3), 207-215, 2017
学校法人 聖マリアンナ医科大学医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204963040128
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- NII論文ID
- 130006243221
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- ISSN
- 21890285
- 03872289
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可