書誌事項
- タイトル別名
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- Acquisition of IgH/CCND1 translocation during the natural disease course in a patient with chronic lymphocytic leukemia
- 症例報告 第6回日本血液学会関東甲信越地方会 優秀演題 自然経過中にIgH/CCND1転座が付加された慢性リンパ性白血病
- ショウレイ ホウコク ダイ6カイ ニホン ケツエキ ガッカイ カントウ コウシンエツチホウカイ ユウシュウ エンダイ シゼン ケイカ チュウ ニ IgH/CCND1テンザ ガ フカ サレタ マンセイ リンパセイ ハッケツビョウ
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抄録
<p>69歳男性。全身リンパ節腫大を主訴に近医を受診した。血液検査にて白血球増多,貧血,血小板減少を指摘され当院紹介。血算はWBC 103,060/µl, lymph 92.2%, Hb8.9 g/dl, Plt4.1×104/µl)。骨髄検査で有核細胞の70%をCD5(+), CD20(+), CD23(+)の成熟小型リンパ球が占め,慢性リンパ性白血病(CLL)と診断した。末梢血FISHでIgH/CCND1転座20%, ATM座欠失95%を検出し,骨髄有核細胞の免疫染色で約30%にcyclin D1が陽性。Mantle cell lymphomaが鑑別に挙げられたがCCND1融合シグナルの陽性率は低く否定的と考えた。ほぼ全腫瘍細胞にATM座欠失を認めたことから,発症時からATM座欠失を持ち,付加的にIgH/CCND1転座が加わったCLLと考えた。二次的にIgH/CCND1転座が付加したCLLは非常に稀である。現在までの報告例はすべてアルキル化剤治療後であり,本例のように自然経過中に付加した症例は報告されていない。CLLの病態を考える上で興味深いと考えた。</p>
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 59 (1), 51-57, 2018
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205037311616
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- NII論文ID
- 130006337955
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 028820694
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- PubMed
- 29415938
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可