書誌事項
- タイトル別名
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- An Epidemiologic Study of Anti-ATLA (Antibody to Adult T-Cell Leukemia-Associated Antigen) by Category of Disease in the Karatsu and Higashimatsuura Districts of Northern Kyusyu by Enzymeimmunoassay
- カラツ ヒガシ マツウラ チク ニ オケル シッカンベツ コウ ATLA ad
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抄録
九州地方は, HTLV-IのEndemicareaとされているが, その中でも佐賀県は, 比較的陽性率の低い地域と報告されていた.今回, 佐賀県北部の唐津, 東松浦地区における抗ATLA抗体陽性率を検討するため, 1985年9月から10月にかけ唐津赤十字病院を受診した患者757例を対象とし, 抗ATLA抗体をEIA法により測定した.<BR>1. 全患者の抗ATLA抗体陽性率は, 13.7%(757例中104例) で陽性率は加齢と共に上昇し, 60~69歳で最高の21.1%に達した.<BR>2. 性別の陽性率は, 男性9.6%, 女性17.8%と有意に女性が高率であった (p<0.001).<BR>3. 悪性腫瘍患者を除く患者の居住地別陽性率は, 玄海灘に面する鎮西町, 肥前町, 浜玉町が高く, 沿岸部と山間部の比較では, 有意に沿岸部が高かった (p<0.001).<BR>4. 疾患別では, 新生物が26.1%と最も高率で, ATLが100%, ATL以外の悪性腫瘍でも, 25.9%と高く, HTLV-I感染がATLのみならず, 他臓器癌とも関わっていることが示唆された.
収録刊行物
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- 感染症学雑誌
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感染症学雑誌 64 (8), 1013-1018, 1990
一般社団法人 日本感染症学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205045364352
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- NII論文ID
- 130004329695
- 40000567109
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- NII書誌ID
- AN00047715
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- ISSN
- 1884569X
- 03875911
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- NDL書誌ID
- 3683912
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- PubMed
- 1976713
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可