書誌事項
- タイトル別名
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- The Investigation of Prostatic Fluid and Tissue Levels of DL-8280 and Clinical Study of DL-8280 in Acute Prostatitis
- DL-8280 ノ ゼンリツセンエキナイ,ゼンリツセン ソシキナイ イコウ ノ
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説明
新規経口合成抗菌剤DL-8280の前立腺液内および前立腺組織内への移行濃度を測定し, その結果をふまえてDL-8280を急性前立腺炎に投与してその臨床効果を検討したので報告する.<BR>前立腺液内の薬剤濃度は健常男子ボランティア6名 (20歳代3名, 50歳代3名) を対象として, DL-8280を300mg経口投与後, 前立腺マッサージによって得られた前立腺液内の濃度を測定した. その結果, 20歳代男子の本剤投与後1, 2, 3時間各群間の比較を行うと, 前立腺液内へのDL8280の移行は血清へのそれよりもやや遅れておこり, その値は投与後3時間群で平均1.82μg/mlであった.<BR>50歳代男子は本剤投与2時間後の測定のみ行ったがその値は2.78μg/mlで, 20歳代男子の平均1.50μg/mlに較べてやや高値を示した.<BR>前立腺組織内の薬剤濃度は前立腺肥大症患者を対象として, 術前にDL-8280を300mg経口投与後, 経尿道的前立腺切除術 (以下TUR-Pと略す) によって採取した前立腺組織内の濃度を測定した. その結果, 本剤投与後1, 2, 3時間群のいずれにおいても血清濃度と相関した平均2-3μg/gの組織内移行が認められた.<BR>以上の結果よりDL-8280の細菌性前立腺炎に対する臨床効果を期待し, 急性前立腺炎9症例について臨床的検討を行い, 3日目判定 (5例) で有効率80%, 7日目判定 (9例) で有効率100%, 14日目判定 (7例) で有効率100%の結果を得た. 副作用は1例に一過性の皮疹をみたのみであった.
収録刊行物
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- 感染症学雑誌
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感染症学雑誌 58 (9), 921-931, 1984
一般社団法人 日本感染症学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205050643968
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- NII論文ID
- 130004112169
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- NII書誌ID
- AN00047715
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- ISSN
- 1884569X
- 03875911
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- NDL書誌ID
- 3011622
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- PubMed
- 6440924
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可