書誌事項
- タイトル別名
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- A case of transient upside-down writing.
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説明
脳梗塞後,一過性に倒立文字を,右手で書字した症例を報告した。倒立文字とは一般に上下が逆転し,180 度回転させれば重なるものをさし,これを倒像文字または二重鏡映文字ともいう。倒立文字の書字の報告はきわめてまれである。本例においても,このような書字が明らかに判別できるものは1 字のみであったが,後日倒立した物の描画を認めた。本例では正立,倒立の識別が困難であるという徴候があり,このようなものの見方の障害が,書字運動や描画などの出力系にも何らかの影響を及ぼす可能性について若干の検討を加えた。
収録刊行物
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- 高次脳機能研究 (旧 失語症研究)
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高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 27 (3), 259-267, 2007-09-30
一般社団法人 日本高次脳機能学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205204837248
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- NII論文ID
- 130004467595
- 10029831903
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- NII書誌ID
- AA1182424X
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- ISSN
- 18806554
- 13484818
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可