皮膚炎発症部位に限局的な黄金毛症が生じたミニチュア・シュナウザーの2例

  • 満田 千賀
    日本大学生物資源科学部動物病院
  • 柴田 久美子
    日本大学生物資源科学部動物病院 ASCどうぶつ皮膚病センター
  • 永田 雅彦
    日本大学生物資源科学部動物病院 ASCどうぶつ皮膚病センター

書誌事項

タイトル別名
  • Post-inflammatory, Localized Aurotrichia in Two Miniature Schnauzers

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説明

ミニチュア・シュナウザー2例の皮膚炎発症部位に限局的な黄金毛症が生じた。症例1(7歳齢,避妊雌)は,二硫化セレンシャンプーによる表在性化膿性壊死性皮膚炎で受診。シャンプー中止後皮疹の改善を認めたが,約2週間後炎症の著しかった後頭部に黄金毛が生じた。症例2 (1歳齢,雄)はノルウェイ疥癬で受診。治療後皮疹は消退したが,掻破痕の著しかった顔面,耳介,後肢に黄金毛が生じた。いずれも数週間後に毛根より常色毛の生長を認めた。<br>

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参考文献 (3)*注記

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