アガリクス<i> (Agaricus blazei Murill ) </i>粉末食品の安全性と有効性に関するランダム化ヒト試験
書誌事項
- タイトル別名
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- A Randomized Human Study on the Safety and Effectiveness of Powdered Food of <i>Agaricus blazei Murill</i>
- アガリクス(Agaricus blazei Murill)粉末食品の安全性と有効性に関するランダム化ヒト試験
- アガリクス(Agaricus blazei Murill)フンマツ ショクヒン ノ アンゼンセイ ト ユウコウセイ ニ カンスル ランダムカ ヒト シケン
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説明
ヘビースモーカーもしくはメタボリックシンドロームなどライフスタイルの異常などにより酸化ストレスが増大していると思われる健常人を対象として,アガリクス粉末製剤(BHNアガリクスエキス末)1包 (2.5 g) あるいは3包 (7.5 g) を4週間摂取させ,その安全性と免疫能やQOLなどに対する有効性を検討した.被験者45名から文書による同意を取得した後,ランダムに3群に割り付けた.対照群15名(男8名/女7名;42±8歳;BMI 22.6±3.5 kg/m2;BP 120±15/79±8 mmHg),1包摂取群15名(男10名/女5名;43±8歳;BMI 23.9±4.5 kg/m2;BP 125±17/75±14 mmHg),3包摂取群(男10名/女5名;44±6歳;BMI 23.9±4.4 kg/m2;BP 119±17/78±17 mmHg)に対して安全性とインスリン抵抗性 (HOMA-R) ,免疫パラメーター,QOL調査 (SF36) を摂取開始直前,2週間後,4週間後に行った.その結果,アガリクス1,3包/日は,被験者の呼吸器系,肝腎機能,インスリン抵抗性に関する安全性には問題を示さなかった.また,有効性については,血清の高感度CRPの減少,NK細胞機能である血清IFN-γ の上昇,免疫を抑制するTGF-βの低下を認めた.さらにQOLも,摂取量に依存して改善した.
収録刊行物
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- 日本補完代替医療学会誌
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日本補完代替医療学会誌 12 (2), 95-101, 2015
日本補完代替医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205218343168
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- NII論文ID
- 130005117186
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- NII書誌ID
- AA12095429
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- ISSN
- 13487930
- 13487922
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- NDL書誌ID
- 026940129
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可