統合カリキュラムにおける地域看護学実習のあり方 : 保健所・保健センターにおける4年間の実習の経過報告

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タイトル別名
  • Ideal Practical Training in Community Health Nursing with in the Integrated Curriculum A Report on the Four-year Practical Training Process at Health Care Centers
  • トウゴウ カリキュラム ニ オケル チイキ カンゴガク ジッシュウ ノ アリカタ : ホケンジョ ・ ホケン センター ニ オケル 4ネンカン ノ ジッシュウ ノ ケイカ ホウコク

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抄録

〔目的〕統合カリキュラム後の本学3年次生で実施されている地域看護実習(保健所・保健センター実習)の4年間の実態を検討し, 今後の教育活動に生かすことを目的とした。〔方法〕平成12年度から15年度の3年次生314名の実習記録物と平成14年度の3年次生75名の実習後レポートを分析対象とした。調査内容は, 1)実習経験の有無とその内容2)実習の学びについては, 実習目標の項目から質的に分析した。〔結果〕1) 4年間の実習形態の実態は, (1)教育的な働きかけをとり入れた「実施」経験の増加(2)「実施」できる事業内容の変化(3)家庭訪問の継続訪問の経験の減少2)実習内容では, (1)実習地域の健康問題と看護活動を関連付けて学べていること(2)継続看護・関係機関や他職種との連携は, 精神保健事業を通して多くの学生が学べていたことがわかった。今後さらに, 実習前の演習の工夫や実習施設との連携が重要である。

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参考文献 (16)*注記

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